Surface Pro3 のメリット・デメリット

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今年の1月から外での作業環境をレッツノート CF-W7からSurface Pro3に変更しました。

元々使っていたレッツノートは2008年ごろに購入したものをメモリ増設したり、HDDをSSDにしたりとバージョンアップを図ってきており、動作自体には全く問題はありませんでした。SSDのスピード感は古いPCに対しても本当に効果的なものだと驚愕したものです。

ただし、それでも根本的な解像度の問題があり、ノートPCの標準解像度が横1280pxになる中、1024pxの解像度だけはどうしてもストレスになっていました。
※顧客先で自身の成果物をプレゼンする際に画面を縮小しなければならないのは少々辛いものです。

また、CPUの面でも最新のAdobeアプリケーションを動作させる際の不安が常に付きまとっており、特にPhotoshopやFirrewoksでの作業時には著しく動作が不安定になっていました。

それらの理由から約7年ぶりに外出用PCを買い替えたのですが、今回Surface Pro3にしたことによるメリットを大きく上げると下記になります。

 

(1)画面解像度の向上による検証効率のアップ

レッツノートCF-W7の解像度は1024px×768pxであるのに対して、Surface Pro3の解像度は2160×1440pxになります。
Dream weaverなどのワークスペースが広くなったことはもちろん、タッチスクロールで確認していけるため、Webサイトの検証効率が特に向上しました。

(2)タッチタイプによる画面設計作業の作業効率アップ

ExcelやPowerPointでの作業でタッチタイプを利用することにより、画面要素を定義するワイヤーフレームがより直感的に作成できるようになりました。
ワイヤーフレームというと、どうしても直線的なイメージで作成せざるを得ず、かつこの作業に一定の時間を要するのですが、反復作業時のストレスが軽減されることで、コンテンツ構成やライティングにより重点を置くことができるようになりました。

また、Google Analyticsによる解析作業時も、様々な絞り込みを仮説的に幅広く行っていくのですが、その選択/絞り込みのチェックを直感的に行っていける点でアウトプットの質向上にも貢献しています。

 

(3)顧客へのプレゼン時に効果的な情報共有が可能

これまでのノートPCの場合、どうしてもノートPCを中心としたディスプレイエリアは「パーソナルスペース」であったため、画面自体を会議内で共有することには限界がありました。
(人のパソコンのキーボードをちょっと貸してください、と取るのは抵抗があると思います)
Surface Pro3の場合はキックスタンドで立ち上げたり、キーボードの取り外しをすることにより、画面を共有し触っていただきながら直感的に打ち合わせを進めていくことができます。
顧客から見ても、ストレスなく自身の要望を伝えることができるのは嬉しいものではないでしょうか。

その他、端末自体の軽さ(800g)やSurface ペンとOne Noteの連携などのメリットはありますが、個人的には微細なものだと感じています。

大きなメリットとしては、やはり仕事において
「直感的な作業が可能」である
「情報共有が容易」である点
がとても大事だと感じています。

もうひとつ大きく重視する点として、「頑丈である」ということがあるのですが、こればかりは長期間使ってみないとわからないため、しばらく後にレビューしたいと思います。
※レッツノートCF-W7は約7年利用しましたが、その間1度も故障はありませんでした。レッツノートがSurfaceのようなコンセプトの端末を早期に発売してくれることを望みます。

逆にデメリットとしては、
(1)wifi環境がつながりにくい場合がある
(2)Officeのインストールができずに大変困る場合がある
という点があります。
(2)についてはネットで探しても情報が見つからなかったので、次回に参考までに私がどのように解決したのかをお伝えしていきたいと思います。

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